生分解性改質マスターバッチ「Cycle+」


生分解性改質マスターバッチ

酸化型分解とは異なる独自の分解プロセス
マイクロプラスチックを残さない

製品名:Cycle+(サイクルプラス)

Cycle+(サイクルプラス)は、 ポリエチレンやポリプロピレンを生分解性に改質するマスターバッチ添加剤です。

この画期的なマスターバッチは、PEやPP樹脂に添加することにより樹脂全体を生分解性に改質することを可能としました。

マスターバッチを2%添加するだけですので、元々のPEやPPの物性を損ねる心配もありません。

Cycle+を添加した成形品は、想定使用期間が経過後に分解が始まり、最終的には水と二酸化炭素およびバイオマスに完全分解されます。

従来の酸化型分解性プラスチックの場合、分解過程で発生したマイクロプラスチックが環境中に長期間残留してしまうという懸念が指摘されていましたが、Cycle+の場合はマイクロプラスチックが残らずに生分解される点が大きな特長です。

FDA等の食品安全基準に適合するため、食品接触用途への使用も可能です。
(Cycle+を使ったフィルムは、日本の食品衛生法に適合しています。)

Cycle+の特長

□マイクロプラスチックが残らずに、完全に生分解される

□わずか2%のマスターバッチ添加なので、PEやPPの物性を損ねずに使用可能

□食品接触用途に使用可能(FDA Grassおよび EU10/2011に適合)

□通常のPEやPPとしてリサイクル可能

Cycle+による生分解の仕組み

Cycle+は製品の想定使用期間経過後(6ヶ月〜3年)に分解が始まるように設計しています。

設計期間中であれば通常のPEやPPとしてリサイクルが可能です。

設計期間経過後、成形品の分解が始まります。PEやPPの炭素結合の切断が始まり、加水分解や微生物による分解を経て、最終的には水と二酸化炭素、バイオマスに完全分解されます。

独自技術により、この過程においてマイクロプラスチックが残ることがありません。

従来の酸化型分解性プラスチックの場合、分解過程で発生したマイクロプラスチックが環境中に長期間残留してしまうという懸念が指摘されていましたが、Cycle+の場合にはそのようなことはありません。

Cycle+ 生分解性簡易テスト

Cycle+マスターバッチの物理特性

キャリア樹脂:
相対密度 (g/cm³):
色:
形状:

PEまたはPP
0.92 – 1.02
ベージュ(オフホワイト)
ペレット状

Cycle+の使用方法

Cycle+マスターバッチ(ペレット状)を2%、対象樹脂にプリブレンドして成形するだけです。

Cycle+添加成形品の生分解性検証

Cycle+を添加して成形した製品は、PAS 9017 規格に基づき、成形品としての生分解性能を第3者機関により検証することを推奨しています。

当社にてこの検証プロセスをサポートいたしますので、ぜひご相談ください。

Cycle+の用途

Cycle+は、各種PP(ホモ、ランダム、ブロック)およびLLDPE、LDPEへの効果が確認されています。

レジ袋や食品包装用フィルムなどのフィルム製品だけでなく、カップやトレーなどの真空成形品、容器やフタなどの射出成形品等、さまざまな用途に使われています。

Cycleサイクルプラス(日本語)202106R