技術情報

アルミ鋳造・ダイカスト製品の加工について

ウエストワンでは、アルミダイカスト・アルミ鋳物製品の加工を承っております。


大手ユーザー様への納品実績が豊富な加工メーカーと協力し、確かな加工技術品質管理体制を強みとして、様々な産業に製品を提供しております。

試作段階においては、3D積層法・フルモールド・ロストワックス等、あらゆる方法を活用し、スピーディーで低コストな試作品を制作し、量産体制への移行をスムーズに行います。

高い技術を求められ、かつコスト競争力も必要とされる案件がございました際はお声がけください。

お客様のご要望や図面をベースに、開発段階からご協力させていただきます。

アルミ鋳造法の比較

アルミ鋳物には木型、フルモールド、ロストワックスなど複数の製造方法がありますが、適切な適切な鋳造法を選択することが非常に大切なポイントになります。

適切な鋳造法の選択によって、製品の仕上がりはもちろん「コスト削減」「納期短縮」にもなります。

鋳造法砂型金型ダイカスト
寸法精度・生地の細かさ
設計の自由度(抜き勾配等)
鋳物の大きさ
鋳物の強さ
鋳物の薄さ
型費・設備費
最適な生産ロット数

アルミダイカスト・鋳物製品例

アルミダイカスト・鋳物製品の一例をご紹介します。

主なアルミ鋳造用合金一覧

鋳造法と同じく、適切なアルミ鋳物材料を選ぶことも非常に大切なことです。

各アルミニウム合金には特性があり、その特性を生かして製品を作ります。

Al-Si-Mg系AC4A,4C,4CH熱処理効果大、機械的性質に優
Al-Si-Cu系AC2A,2B,4BF材でも被削性良、平均的な特性
Al-Mg系AC7A,7B耐食性大、陽極酸化性大、鋳造は難
Al-Si系AC3A耐食性大、流動性高、被削性は難
Al-Si-Cu-Mg系AC8A,8B,8C高温耐摩耗性良
その他AC1A,1Bなど個々の用途に応じて

健全なアルミ鋳物をつくる方案

健全なアルミ鋳物を作るために、以下の方案を徹底しております。

  • 中空鋳物はその壁を均一にする
  • 急な断面変化を避ける
  • 急な角にはすべてすみ肉をつくる
  • 接合すべき断面をなるべく減らす
  • ボス、ラグ、パッドの使用を避ける
  • 内壁の寸法割合を正しく
  • リブ腕金の設計は最も効果的に

品質管理体制

3Dスキャナー機器や超音波検査機器、蛍光X線分析装置、CTスキャナーなどを駆使した、先進的な品質管理体制を構築しています。

大物・小物・薄物・厚物・空圧物・水圧物・アルマイト・メッキなど、各種の製品に適した鋳造方法で、ピンホール・巣・ひけ・かじり・ひずみ・不まわり凸凹・ブローフォール・熱間割れ・湯境などの不良削減に努めています。

アルミ鋳造・ダイカスト製品の加工について、ご相談やご質問等ございます場合は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

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