SLS/PBS用粉末樹脂材料|LUVOSINT
シューソールに実績がある耐摩耗性かつ弾性がある3Dプリント用樹脂
製品名:LUVOSINT メーカー名:LEHMANN & VOSS
「LUVOSINT(ルボジント)」はSLSまたはPowder Bed Fusion(粉末床溶融結合)用の樹脂材料です。
「LUVOSINT(ルボジント)」はドイツで開発されたSLSまたはPowder Bed Fusion(粉末床溶融結合)用の樹脂材料です。
TPU(熱可塑性ポリウレタン)やPP(ポリプロピレン)、PA12(ポリアミド12)のパウダーをご提案しています。
TPUは強くて耐摩耗性があり、かつ弾性のあるユニークな材料であり、シューズのミッドソール等に実績のある材料です。
造形時の寸法変化のしにくさ、耐久性、伸び等を考慮して設計された3Dプリント用専用材料です。
PPはランダムコポリマーの硬くてタフなPPをベースとしてます。
その高い衝撃強度や優れた耐薬品性、低比重(0.9)であることなどから、自動車用途等、軽量化が必要とされる産業用途に使われています。
PA12は、引張強度や靭性が高く、吸水性が低く寸法安定性にも優れます。
PA12パウダー同士の接着力が高く、高い機械強度を示すことが特徴的な材料です。
グレード
1)LUVOSINT TPUシリーズ
LUVOSINT TPUは、熱可塑性ポリウレタンの粉末です。
TPUの分子構造は従来のポリウレタンの構造と似ていますが、3次元架橋構造が直線的であることが特徴です。ポリマー鎖が外れることも可能です。
そのためTPUには熱可塑性があり、他の熱可塑性樹脂のように成形することが可能になります。同時にこのTPUは従来のポリウレタンと同様の特性を持ちます。
この性質を活用して、LEHVOSSグループでは、粉末床溶融結合用原料として様々なTPUグレードをご提供しています。
2)LUVOSINT PPシリーズ
LUVOSINT PPシリーズはポリプロピレンの粉末材料です。
ポリプロピレンはとても身近な樹脂であらゆる産業で使われています。そのためPP樹脂は多様性に富んでおり様々なタイプが 存在します。
PP樹脂は、一般的にはエンジニアリングプラスチックより強度は劣りますが、LUVOSINT PPシリーズは、その優れた耐薬品性と低吸水率および透水性から、次のような用途に最適です。
【自動車、ロボット産業、包装材料、コスメティックス、等】
2)LUVOSINT PA12シリーズ
LUVOSINT® PA12はPA12の粉末材料です。
引張強度や靭性が高く、吸水性が低く寸法安定性にも優れます。
本材料はしっかりと黒く着色されたPA12パウダーであることも特徴です。表面だけの着色ではないので、造形後の処理においても、表面にキズが生じた場合でも、黒色が維持されます。
またPA12パウダーとカーボンブラックパウダーをただ混ぜた材料とも異なり、PA12パウダー同士の接着力が高く、高い機械強度を示します。
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