超高分子量ポリエチレン 押出フィルム|DREYFOL
DREYFOL(ドライフォル)はUHMW-PEの溶融押出フィルムです。
UHMW-PEとは、Ultra High Molecular Weight Polyethylene = 超高分子量ポリエチレンの略称です。
UHMW-PEは平均分子量が50万以上のポリエチレンであり、摩擦係数が低く、耐摩耗性や機械強度、耐薬品性に優れる等の特徴があります。
一般的なUHMW-PEフィルムは、樹脂自体の溶融粘度が高いことから、まず圧縮成形により円筒を作り、その円筒から削り出してフィルム化されます。そのため多孔質であることが一般的です。
これに対してDREYFOLは、溶融押出成形でフィルム化することを実現しました。
一度溶融してから押出成形されたフィルムは多孔質ではないため、多孔質フィルムと比較して、フィルムの耐久性や機械特性などに優れています。
DREYFOLの特徴
- 非多孔質
溶融押出成形で製造されるため、樹脂同士が密着しており多孔質ではありません。これによりフィルムとしての耐久性や耐摩耗性、耐薬品性、耐湿性などの向上が期待できます。 - UHMW-PEとしての特徴
他のUHMW-PE同様、摩擦係数が低く、摺動性や耐摩耗性、耐薬品性等に優れます。 - PFOAフリー
有機フッ素化合物であるPFOA(ペルフルオロオクタン酸)を含みません。PTFE等のフッ素樹脂代替としてもご検討いただけます。 - サステナブル
熱可塑性樹脂としての加工性を有するのでリサイクルが可能です。
DREYFOLの厚み
代表的な厚みとしては40μmと100μmの2種がございます。
40〜700μmの間でカスタマイズ対応可能です。
DREYFOLのカタログ
DREYFOLのカタログは下記リンクよりダウンロードいただけます。